お前は今、人生のどん底を彷徨っているかもしれない。鏡を見るたびに垂れた腹、猫背、だらしない姿が映り、若い頃の自分とは似ても似つかぬ存在になっていることを実感するだろう。だが、それを変えたいという意思があるなら、お前はすでに第一歩を踏み出している。安心しろ。この道を進めば、お前の体は変わる。心が変わる。人生そのものが変わる。
この教えに従い、筋トレの世界へと足を踏み入れよ。
筋トレを阻む「五つの障害」
多くの者が筋トレを始められずにいる。それは怠惰ではない。お前を邪魔する「障害」があるのだ。これらを打ち砕かねば、お前は永遠にモテないおじさんのままだ。
障害その一:「何をすればいいかわからない」
知識がないから始められない? そんなものは不要だ。最初は 腕立て伏せ・スクワット・腹筋 だけでいい。
- 腕立て伏せ10回×3セット (胸・肩・腕を鍛える)
- スクワット10回×3セット (脚・尻を鍛える)
- クランチ10回×3セット (腹筋を鍛える)
これを週に3回やれ。これだけで、今まで使われなかった筋肉が目覚め、体が変わり始める。
障害その二:「ジムに行くのが恥ずかしい」
「ジムはムキムキの男ばかり…」「こんな体で行ったら笑われる…」
その思い込みこそが最大の敵だ。ジムにいる者たちは、お前が思うほど他人を見ていない。彼らは己の肉体の向上にしか興味がない。だが、どうしても怖いなら まずは自宅で始めろ。
家トレで筋肉の存在を感じ、自信がついてきたらジムに行けばいい。最初は皆、初心者だったのだから。
障害その三:「やる気が続かない」
やる気など信用するな。やる気に頼る者はすぐに挫折する。
筋トレは「習慣」であり、「義務」であり、「使命」だ。
- 決まった時間にやる (月・水・金の朝7時、もしくは寝る前など)
- とにかく始める (腕立て1回でもOK、始めれば10回やることになる)
気分が乗らなくても、歯磨きのように淡々とやることだ。やる気がなくても、お前の筋肉は裏切らない。
障害その四:「結果が出る前に諦める」
結果が見えずにやめるのは愚か者のすることだ。
- 開始前に写真を撮れ (変化を目に焼き付けろ)
- 体重・ウエスト・腕周りを測れ (数字がすべてを語る)
- 3ヶ月は耐えろ (筋肉は裏切らないが、時間を要する)
筋トレは「結果が出るまで続ける者」が勝つ世界だ。1ヶ月やそこらで何かを期待するな。 3ヶ月、半年、1年続けて初めて、お前は変わる。
障害その五:「運動習慣がゼロ」
お前が何十年も運動をしていなかったのなら、いきなりフルスロットルは無謀だ。
まずは 「歩く」ことから始めよ。
- 最寄駅の1つ手前で降りる
- エスカレーターではなく階段を使う
- 毎日20分歩く
体を動かすことに慣れたら、自然と筋トレも受け入れられるようになる。
筋トレを始めることで得られるもの
「筋トレをしてモテるのか?」と問う者がいる。
答えは YES だ。
だが、それは「筋肉がついたからモテる」のではない。
筋トレがもたらすものは 「自信」 であり、 「清潔感」 であり、 「男としての覇気」 だ。
- 胸を張るようになる
- 姿勢が良くなり、歩き方が変わる
- 服が似合う体になる
- 精神的にも強くなる
これはお前を「モテないおじさん」から「堂々たる男」へと変える力を持つ。
最後に
お前の人生は、今ここで分岐する。
このまま 「何もしないおじさん」 で一生を終えるのか。
それとも、 「鍛え上げた体と自信に満ちた男」 となるのか。
選ぶのはお前自身だ。
だが、もしこの道を進むなら、俺はお前の背中を押そう。
「筋肉は裏切らない」
さあ、今日から始めるぞ!
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